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2012.5.13 仙台国際ハーフマラソン

私は最終グループで、状況がつかめないまま突然の号砲といった感じでスタートしました。 スタートラインまで3分ほどかかりましたが、そこでQちゃん(高橋尚子さん)が「行ってらっしゃい」と手を振って見送ってくれ、「やっとここからスタートだ」とちょっと気持ちが引き締まりました。1万人規模のマラソン大会となり、なかなか前に進めないのはまあ仕方のないことです。


しばらく混雑の中を走り、自分のペースがつかめないままの2km付近でまたQちゃんの声が・・。 Qちゃんが「いいよ、いいよ、そのペース」と、ランナーたちに声をかけながら颯爽と駆け抜けていきます。周りのランナーから歓声と拍手が起こり、一気に気分が盛り上がりました。


仙台ハーフマラソン 少し下りになるJRガード下に差し掛かると前方を走るランナーたちが見えて、その多さに改めて感動。五橋交差点近くになると、前を行くランナー達も少しずつばらけてきて周りが見える様になり、沿道の応援の多さにまた感動。

東二番町通りに入り少し顔を上げると、青空と街路樹の素晴らしいコントラストが目に入り、またまた感動。目の前の信号はすべて、青。これぞ都市マラソンの醍醐味!


「ちょっと暑いかな」と思った頃に、ちょうど1回目の給水。 その直後、青葉通りに入る交差点で、またまたQちゃんの声。Qちゃんが立ち止まってランナーたちとハイタッチをしていました。ほんと、励まされます。

そして、青葉通り。美しい新緑のトンネルの中を走り抜けます。まるで森林浴をしている気分になりとても癒されました。木陰の中は涼しく、ペースも自然と上がっていきます。 中央分離帯の向こう側にトップランナーが見えてきました。藤原新選手、川内優輝選手の姿に思わず「がんばれ!」と声援を送りましたが、「いや、頑張るのは私。」と苦笑い。


仙台ハーフマラソン 西公園から大橋への下り坂では、青葉城址の遠くの木々と色とりどりのウェアを着た大勢のランナーが見渡せ、最高の景観でした。大会の高揚感からか、大橋から眺める広瀬川もいつもとは違った感じに輝いて見えました。

さて、西公園から仙台国際センター、宮城県美術館へ向い、また西公園へ抜ける青葉山付近はこのコース唯一の大きなアップダウン。でも、そんなことも気にならないくらいに素敵な街路樹と公園の緑に目を奪われながら、難なく走り抜けることができました。 西公園通りで2回目の給水を受け、ほっと一息。そしていよいよ定禅寺通り(じょうぜんじどおり)へ。


ここもまた、ケヤキ並木の緑トンネルが私を癒してくれました。定禅寺通りの応援は圧巻でした。にぎやかな太鼓と鐘の音が聞こえてきたかと思ったら、中央分離帯の遊歩道で、かわいらしい女の子たちがすずめ踊りを踊ってランナーを応援していました。沿道の声援も定禅寺通りが一番多かったように思います。 市役所市民広場近くで折り返しになり、しばらくにぎやかな音楽とすずめ踊りを楽しむことができました。

仙台ハーフマラソン このにぎやかな応援から離れるのが寂しくもありましたが、前に進まなければいけません。 再び、西公園通り、青葉通り、東二番町通り、JRガード下を走り抜け仙台駅東口付近へ。


宮城野通りに入る交差点でよさこいの応援を受け、間もなく3回目の給水。声援を送る沿道の方々とハイタッチしながら陸上競技場を目指します。このあたりも声援の多いところ。その後、Kスタ宮城を横目で見ながら、いったん陸上競技場を離れ卸町方面へ。大和町4丁目の交差点から仙台中央卸売市場へ向かう通りも思った以上に緑が豊富でした。そろそろ疲れが出てくる頃、17キロ地点で4回目の給水。


このコース一番厳しかったのが18キロからの長い直線道路でした。向かい風で、沿道の声援も少なく ひたすら耐えるのみでした。このあたりにブラスバンドの応援があったら良かったのにと思いながら、ゴールへ向かって気分を盛り上げるようにロッキーのテーマを口ずさみひたすら走りました。

19キロ地点で最後の給水に助けられ、残り1キロ、陸上競技場が見えてくる頃には気持ちも持ちなおって、足取りもしだいに軽くなってきます。

最後の気力を振り絞って競技場を半周すると、ゴール手前でQちゃんがハイタッチでお出迎え。思い出に残る感動のゴールとなりました。

(記:Ootsuki)


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